第1夜、見ました。
戦中戦後のあの時代、
先生という立場にある人は何を思い何を教えたのか。
そんなこと、考えたことなかった。
戦時中は戦争を是として「お国のために」と教え、
また、自分もそう周りから言われていた。
一種のマインドコントロール状態。
そんな人たちが、戦争が終わり、それも、敗戦という形で終戦を迎え。
自分の周りにも亡くなった方もいて、
自身も戦地に赴いたであろう方もいる。
白濱先生のように
「生きて帰ってきてしまった」
という思いを胸に教壇に立つこと。
「お国のために」と教えていたのに、
「戦争放棄」を教える立場に変わっていく。
それが当時、どういうことだったのか。
叩き込まれて叩き込まれて、体に染みついている思想を、
180°変換させるということは、相当大変だったんじゃないか。
白濱先生のように、
「あなたが国のために生きろと教えたからだ」
と言われた先生も、実際いるんじゃないだろうか。
それすらも今を生きている私たちには、想像することしかできないけれど。
『男たちの大和』を見たときも思ったけれど、
”今”があるのはあの戦争があったから。
こうやって皆教育の制度があるのも、そう。
今もいろいろな問題が教育界にあるけど。
あの当時、苦しみながらも今の基礎を築いてくれた先生たちに、
胸を張れるような教育界であってほしいと思う。
だって、これから先の未来を背負う人を育てるのは、
今を生きている私たち、教育現場では、教壇に立つ先生たちだからね。
家族そろって、見入ってしまったドラマでした。
ホント、いろいろ考えさせられたよ。
で、”明くん”は第2夜に繋がっていくんだね。
(まさかの白濱先生の早逝にびっくりしちゃったけど)
てことは、第2夜の誰かも第3夜に??
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