”平和”を考える1週間なんだと思う。
本当はこの1週間だけじゃなく、日々考えなきゃなんだろうけども。
終戦記念日である8月15日。
その日にどんな意味があるのか、ちゃんともう一度考えなきゃ。
『今となっては、いい思い出なのかなぁ』
と、祖父が当時のことをポツリとそう言った。
それは生きて帰ってこられたからこその言葉。
それでも、とても”いい思い出”なんかじゃないんだろうけど。
シベリアでの抑留生活を、今までそんなに語ったことがないから。
聞いていいものかどうか、私も気が引ける部分もあり・・・。
ロシア語ができたから、抑留と言ってもまだ、いい方だったらしい。
それでも、『捕虜』だったことに変わりはないわけで・・・。
『いい思い出』。
そうでも言わないと、当時を振り返ることはできないんだろうな。
亡くなった方やそのご家族には申し訳ない気がするけれど。
翔ちゃんが、昨日の長崎の平和式典に参列してきたらしい。
原爆の恐ろしさは、小・中学校の頃、道徳の時間に聞いてきた。
実際、修学旅行では長崎にも広島にも行った。
原爆資料館・・・見たはずなんだけど、なぁ。
広島はね、改修工事中だったのを覚えてる。
展示されてた資料は・・・衝撃的過ぎて、私的にダメだったのかもしれない。(苦笑)
一昨年(だっけ?)に資料館に行こうって友人に言ったら、
『あんたにはムリかも』って諭された覚えがあるから。(苦笑)
怖い・・・ってのもあるけど、”痛い”んだよね。
痛いって言うのも語弊があるかもしれないけど、
なんて言うか・・・んー・・・、やっぱり『痛い』なのかなぁ。
そこに残されてるものから受ける、感じるものがね、心にくるのです。
直視できなくなっちゃうんです。
でもね、この年になって、またちゃんと行っておかなきゃと思う場所の1つです。
広島の資料館も長崎の資料館も。
そして、沖縄も。
PR