どんなにきつくても、辛くても。
生きてればいいこともあると思うよ。
楽しいこともたくさんあると思うよ。

そう言いたかった。

いまさらながら、どうして連絡を取ってなかったのかと。
後悔。
どれだけ後悔してもし足りない。
もしかしたら。
連絡を取っていたら、悩んでることに気づけたかもしれない。
止めることができたかもしれない。
今となってはすべてが『ｉｆ』でしかないけど。

アイツから連絡が来たとき、にわかには信じられなくて。
でも、電話の向こうで泣いてるし。
『ホントのことなの？』
そう聞く自分の声も遠くて。
気づいたら私も泣いてた。
まさか、どうして、なんで・・・。
その言葉がぐるぐるぐるぐる回ってた。
思い出すのは、笑顔だけで。
いつでも、どんなときでも笑ってたから。
そんな人が自ら・・・。

てっちゃん、今日でちょうど１年になるんだってね。
ぜんぜん知らなかったよ。
アイツが連絡取り合ってなかったら、きっとまだ知らないね。
聞いてからしばらくは、てっちゃんの笑顔が頭から離れなくて。
思い出しては泣いてしまったよ。
お陰で、目、パンパンにして職場に行ったよ。(苦笑)

何があった？
・・・今頃聞いても、遅いね。答えてくれないね。
きっとすごくすごく考えて、悩んで、
そして出した結論が、『コレ』だったんだよね。
また一緒に飲みたかったよ。
もう２度と一緒には飲めないんだね。
すごくすごく悲しいよ・・・。
私もいつかそっちに行くことがあるから。
あぁでも、私って気づいてくれるかな。
だって私は年を取ってるだろうからね。
でも、その時はおいしいお酒でも持っていくよ。
そしてまた一緒に飲もうね。

私たちのこと、見守っててね・・・。